目を瞋らして之を盼す
―瞋目盼之―
- [原文](三国志 魏書 許褚伝)
- 瞋目盼之。
- [書き下し文]
- 目を瞋(いか)らして之を盼(へん)す。
- [原文の語訳]
- 目を怒らせて相手をにらみつける。
- [解釈]
- 相手をキッと睨みつける、眼力で威嚇、威圧するということです。
- 曹操が馬超に、ここにいるのが君の訊ねた虎侯(許褚)だと紹介すると、許褚は馬超を鋭い眼力で睨みつけたということです。武勇を誇る馬超でさえその圧力に曹操を暗殺する計画を断念したのです。
- 空き巣被害の防犯ステッカーに「誰かが見てる」というコピーとともに目の部分だけをデザインしたものがありますね。
- 目は口ほどに物をいう、商品は黙って真実を語るといいます。観ること、観られることを意識しておきたいですね。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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