「涼しい顔をする余裕さを」徐やかに出て、車上の刀戟を取り、歩いて出る

徐やかに出て、車上の刀戟を取り、歩いて出る

―徐出、取車上刀戟、歩出―

[原文](三国志 魏書 典韋伝)
徐出、取車上刀戟、步出
[書き下し文]
徐(ゆる)やかに出て、車上の刀戟を取り、歩いて出る
[原文の語訳]
ゆったりと出てくると、車上の刀戟を取り、歩いて出ていった
[解釈]
大事を終えた後も悠然とした態度で、何事もなかったかのように去るということです。
狭義心から報復のため人を殺めたにも関わらず、追手が来ることに慌てる素振りもなかった豪快さがあります。
周りが驚くようなことをさらっとしてのけて、それでいて涼しい顔をしていられる余裕さをもちたいものです。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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