「特出した能力を活かす」牙門の旗は長大、人に能勝るは莫も、韋は一手で之を建つ

牙門の旗は長大、人に能勝るは莫も、韋は一手で之を建つ

―牙門旗長大、人莫能勝、韋一手建之―

[原文](三国志 魏書 典韋伝)
牙門旗長大、人莫能勝、韋一手建之
[書き下し文]
牙門の旗は長大、人に能勝るは莫(なし)も、韋は一手で之を建つ
[原文の語訳]
牙門旗は長く大きく、掲げられる人はいなかったが、典韋は片手でこれを立てた
[解釈]
掲げられる人がいない長く大きな旗を典韋は片手で持ち上げるほどの腕力の持ち主だったということです。
高校や大学の大きな大会などでスタンドで応援団が大きな旗を掲げていますが、持ち上げておくだけでも精一杯、風でも吹いたら大変ですが、あのサイズのものを片手で持ち上げたとなると相当な腕力ですね。
特出した能力を別格として正当に評価してもらえるとさらに能力は発揮されるものです。リーダーはその人の能力を見極め、人材の適材適所を心がけたいものです。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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