邂逅しても制せざれば、則ち為に於いて李寿に重ねて禍を受け、門戸は絶滅す
―邂逅不制、則為重受禍於寿、絶滅門戸―
- [原文](三国志 魏書 龐淯伝)
- 邂逅不制、則為重受禍於壽、絕滅門戶。
- [書き下し文]
- 邂逅しても制せざれば、則ち為に於いて李寿(りじゅ)に重ねて禍を受け、門戸は絶滅す。
- [原文の語訳]
- 遭遇しても制することができなければ、再び李寿から迫害を受け、一族は絶滅する。
- [解釈]
- 李寿と再び遭遇した際に殺害を仕損じれば、前と同じように迫害を受け、今度こそ一族皆殺しにあう粛清を受け家系は絶滅するだろうということです。
- 失敗は自分の死だけでなく、一族の断絶をも意味するほど重大だということです。
- 勝負事であれば強敵を相手にして、千載一遇のチャンスをモノにできなければ敗北は避けられない、さらには完膚無きまで叩きのめされるだろうということになります。
- 過度な負担となってはいけませんが、自分は組織の看板を背負っているという責任感をもって事に当たりたいものです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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