願くば挙動を詳くし、門戸これ計を為す
―願詳挙動、為門戸之計―
- [原文](三国志 魏書 龐淯伝)
- 願詳舉動、為門戶之計。
- [書き下し文]
- 願くば挙動(きょどう)を詳くし、門戸これ計を為す。
- [原文の語訳]
- できることならば立ちふるまいをよく考えて、その方法が一族のためになるのかを考えてほしい。
- [解釈]
- 怨みに伴う個人的な行動が果たしてどういう結果をもたらすか、お家断絶の憂き目にならないか冷静に考えてほしいということです。
- 一本気の危うさを危惧しています。個人の感情的な言動が属する組織に損害を与える危険性があります。
- 感情をぐっと堪える忍耐力も必要ですが、逆に思い切って打って出ることで事態を打開できる可能性もあります。
- 感情的な中でも冷静な分析力を失うことなく、確実性をもって何事にも挑みたいものです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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