「役に立つことが人としての使命」士之生世、入則事父、出則事君

士これ世に生れれば、入れば則ち父に事へ、出れば則ち君に事ふ

―士之生世、入則事父、出則事君―

[原文](三国志 魏書 陳思王植伝)
士之生世、入則事父、出則事君
[書き下し文]
士これ世に生れれば、入れば則ち父に事(つか)へ、出れば則ち君に事ふ
[原文の語訳]
士がこの世に生まれ出たからには、内に入っては父の役に立ち、外に出れば君の役に立つこと
[解釈]
この世に生を受けたのであれば、家では父のために、外では君子のために役目を果たさなくてはいけないということです。
人は内でも外でも役に立つことが使命であって、親や君子も役目を果たさない相手にはそれなりの対応しかしなくなってしまいます。
子は親や家系の繁栄、部下や臣下としては組織や社会の繁盛や安泰に貢献することを貴ぶ気持ちを忘れないようにしたいものです。
自分の欲望のためだけに動くような利己主義には困ったものです。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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