匹夫の之節を虧けても、巍巍之美を成す
―虧匹夫之節、成巍巍之美―
- [原文](三国志 魏書 劉廙伝)
- 虧匹夫之節、成巍巍之美。
- [書き下し文]
- 匹夫のこれ節を虧(か)けても、巍巍これ美を成す。
- [原文の語訳]
- 個人としての節義が欠けていても、讃えられる功績は成せるものである。
- [解釈]
- 個人としては日頃、決して感心できる行いをしていなくても、社会に対して大きな功績を残すことができるということです。
- 偉業を成し遂げた人物が、後になって週刊誌にプライベートを暴露され話題になることがありますね。
- 完璧な人間というのは余程の聖人君子くらいしかいません。誰にでも何かしら欠点はあるものです。それは偉人も例外ではありません。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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