「途中で投げ出さない」成に垂とするこれ功を棄て、不義の名に陷る

成に垂とするこれ功を棄て、不義の名に陷る

―棄垂成之功、陷不義之名―

[原文](三国志 魏書 楊阜伝)
棄垂成之功、陷不義之名
[書き下し文]
成に垂(なんなん)とするこれ功を棄て、不義の名に陷る
[原文の語訳]
もう少しで達成できる功労を放棄して、不義の人と烙印を押されてしまう
[解釈]
諦めるということは、ここまできてもう少しで達成できるという功労を棄て、逆に不義理者のレッテルを貼られることになるということ、最後まで諦めるなということです。
終わりよければ全て良しに対して、順風満帆でも最後のわずかなしくじりでも全てがおじゃんになるということもあります。これまでに苦労が全て水の泡、さらに落第者の烙印を押されてしまう可能性さえあります。
結果も大事ですが過程も大事です。最後までやれるだけのことをやったのと、途中で諦めたのでは、同じ結果でも評価が違ってくるものです。可能な限り途中で投げ出さないで最後まで取り組むようにしたいものです。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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