「興奮のあまり取り乱さない」倒屣迎之

屣を倒にして之を迎える

―倒屣迎之―

[原文](三国志 魏書 王粲伝)
倒屣迎之
[書き下し文]
屣(ぞうり)を倒(さかさま)にしてこれを迎える
[原文の語訳]
草履を左右反対に履いて出迎える
[解釈]
蔡邕(さいゆう)は王粲(おうさん)が玄関先に来ていると聞くと、草履を左右逆に履いても気にしないほど慌てて出迎えに行ったといういことから、取り乱すほど待望むということです。
首を長くして待っている人の姿が遠くに見えてくると、たまらず駆け寄ることがありますね。
購入した商品が手元にやってきて、興奮のあまり思いもよらぬ行動をしてしまい、せっかくの商品を台無しにしてしまうことはありませんか。
待ちに待って取り乱してしまう気持ちはわかりますが、そのミスが大事に至ってしまわないように注意しなくてはいけません。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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