西施も不絜の服を蒙むれば、則ち人は鼻を掩する
―西施蒙不絜之服、則人掩鼻―
- [原文](三国志 魏書 楊阜伝)
- 西施蒙不絜之服、則人掩鼻。
- [書き下し文]
- 西施(せいし)も不絜の服を蒙(こう)むれば、則ち人は鼻を掩(えん)する。
- [原文の語訳]
- 西施でも不絜な服を着ていると、人は鼻をおおう。
- [解釈]
- 美人といわれる西施であっても、不潔な服に身をまとっていると周囲は鼻をつまんで臭いを嫌うということです。
- 中身や本質がいくら良くても、やはり人に対しては見た目や第一印象が大事だということです。逆に身を隠すためにあえて汚れたりする場合もあります。
- 清潔感は自分自身の意識次第で素早く改善できるものです。日頃から身だしなみにも気をつけたいものです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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