言は豊屋之禍、於家に人無しに至る也
―言豊屋之禍、至於家無人也―
- [原文](三国志 魏書 楊阜伝)
- 言豐屋之禍、至於家無人也。
- [書き下し文]
- 言は豊屋の禍、家に人無しに至るなり。
- [原文の語訳]
- 屋根を立派にすることによる禍いとは、家に人がいなくなることに繋がることである。
- [解釈]
- 立派な建物を建設しても、中には人がいない状態となる。全体の管理がきちんとできなくなり、いずれ廃れてしまうということです。
- 大豪邸でも人が少ないと中は閑散としているし掃除や管理が行き届かなく老朽化が早まるし、外からの侵入が用意になり長持ちしないということです。
- 事業を手広く行おうとすると人手が少なくなって、管理の目が行き届きにくくなり統括部分に支障をきたす危険性があります。
- 業務拡大を考えるのであれば、きちんと賄えるだけの人や設備が整っているかを熟慮する必要がありますね。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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