親を親しみ用を顕せば、則ち安危憂を同ふす
―親親顕用、則安危同憂―
- [原文](三国志 魏書 高堂隆伝)
- 親親顯用、則安危同憂。
- [書き下し文]
- 親を親しみ用を顕(あらわ)せば、則ち安危憂を同ふす。
- [原文の語訳]
- 親族のように親しんで必要な存在であると明らかにすれば、安危において感情を共有することができる。
- [解釈]
- 家族のようなつきあいをすることで、喜怒哀楽を一緒に分かち合うということです。自分が必要な存在であるとされることで意識が違ってくるものです。
- チームスポーツでは選手以外にもスタッフやトレーナーなども家族同然のように苦楽をともにしているものです。
- 家族経営が潤沢なように、組織でも従業員を家族のように思うことでチームワークが形成されます。ただしあくまで他人ですからプライベートまで立ち入らないように中止なくてはいけません。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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