骨鯁の臣は、人主の仗るところなり
―骨鯁之臣、人主之所仗也―
- [原文](三国志 魏書 蔣濟伝)
- 然骨鯁之臣、人主之所仗也。
- [書き下し文]
- 骨鯁(こっこう)の臣は、人主の仗(よ)るところなり。
- [原文の語訳]
- 忠実で正直な臣下は、主君のよりどころである。
- [解釈]
- 骨鯁は小骨のことで、なかなか取り除けず、それでいて堅いということから、剛直ということになります。
- 忠実で正直、実直な人は、トップや上司にとって頼りになる部下となります。
- 生き物と同じように組織も太い骨格だけでは支えきれません。小骨も欠けてはいけない大事な構成要素なのです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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