「苦労を重ねて一流に」三折肱為良医

三度肱を折って良医となる

―三折肱為良医―

[原文](左氏伝 定公十三年)
三折肱為良医
[書き下し文]
三度(みたび)肱(ひじ)を折って良医となる
[原文の語訳]
何度も肘を折って良医となる
[解釈]
医者は自分で何度も苦痛を経験して名医となるということで、人も辛い経験を繰り返すことで人として成就するということです。
自分が人柱となって治療法を見つけ出した例もあるそうです。
ビジネスでも失敗を繰り返し、なんども試行錯誤してやっと商品化にこぎつけることができます。その間には厳しい評価や叱咤も受けているものです。
アスリートも実力は備えていても、それに加え厳しい練習を乗り越えることで一流の域に到達するのです。
壁を乗り越えた人の能力は人一倍高いのです。
[参考]
三度肘を折って良医となる(ミタビヒジヲオッテリョウイトナル)とは – コトバンク

[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]

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[中国古典一日一言]

平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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