「自分は外を守る」當捍外難

外難を捍ぐに當たる

―當捍外難―

[原文](三国志 魏書 張楊伝)
幸有公卿大臣、楊當捍外難
[書き下し文]
幸いにして公卿大臣有り、楊は外難を捍(ふせ)ぐに當(あ)たる
[原文の語訳]
幸い公卿や大臣はおみえになる、私(張楊)は外からくる危難を防ぐ役にあたる
[解釈]
内部を統制する役はいるから、自らは外患を抑える役にあたるということです。
自らの役割をしっかりと把握し、それが難事であったとしても自ら進んで行動を起こすということです。
室内の掃除はきちんとやってくれている人がいるので、自分は出したゴミが収集車が来るまでに害鳥に荒らされない対策をしっかり講じるのです。
長けた人により効果的な広報宣伝活動をすればするほど、野暮な営業の電話が多くかかってくるようになります。経営者は毅然とした態度で応対しなくてはいけません。
他の人が適所で力を発揮できるように、自らを含め適材適所に配置されるようにしたいものです。組織の内充がしっかりできるためにも外はしっかりと守りたいものです。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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