「水のように」上善如水

上善は水の如し

―上善如水―

[原文](老子 第八章)
上善如水
[書き下し文]
上善は水の如し
[原文の語訳]
最上は水のような振る舞い
[解釈]
水のように柔軟な臨機応変さ、常に低いところへ身を置くように流れる謙虚さ、時に堅い岩をも砕いたり押し流す力が最上ということです。
水は多くの生き物に恩恵を与えてくれますが、それを決して誇ったりはしません。
あらゆる人に恩恵を与え、他と争う事なく、誰もが嫌がるようなことをする。需要はあるけど、大手としては自ら手掛けるほど採算が合うわけではないので手を出さず、他に競合相手がいない業務分野、ブルーオーシャン戦略に似ているかもしれません。
できる人は「空気のような存在」であって「水のような意識」をもっているのでしょう。
[参考]
上善は水の如し:原文・書き下し文・意解・画像 | ナオンの言葉の散歩道
老子的発想で考える – 白瀧酒造「上善如水」というお酒 – Baicaiの欠片
上善は水の如し。 | パワスポ社長 BLOG

[中国古典一日一言]

今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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