中身ある練習で時間を有効活用

どんなことであれ、内容が伴わない練習は意味がない。
無駄に時間を過ごすだけですよね。
朝早くから夜遅くまで練習、その後も居残りや自主練、内容が伴えば必要だし、逆に午前中だけで切り上げるのも場合によっては必要だと思います。

▼米国の心理学者が音楽学校でバイオリンを学ぶ学生を三つのグループに分け、習い始めてからの練習時間を聞いてみた。世界的な独奏者になれそうな学生と、「優れた」という評価にとどまる学生、プロではなく音楽教師を目指す学生の3グループ

▼その結果、ソリストになる可能性のある学生の総練習時間は1万時間ほどで、他のグループを圧倒していた。プロとアマチュアのピアニストを調べても同じ傾向が見られた

▼この調査をもとに、フロリダ州立大のアンダース・エリクソン教授が導き出した「1万時間の法則」は、才能の有無にかかわらず1万時間の訓練で高いレベルに到達できることを示して、芸術やスポーツなどの分野で注目されている

▼もっとも、やみくもに練習を重ねればいいわけではない。十分に考えられた質の高い練習。それに、上達の過程を知る指導者の助言。それらが相まって一流への道を切り開くことができるという

▼2020年東京五輪に向け、政府は290億円という過去最高のスポーツ関連予算を新年度予算案に盛り込み、スポーツ庁を創設したり、選手強化を支援する

▼折から本県ではきょう、「2015ぐんま冬国体」が始まる。勝敗を分けるのは練習時間の豊富さか、質の高い練習か、あるいは 指導者の適切な助言か。選手たちの戦いぶりに注目したい。

2015/01/28【三山春秋】米国の心理学者が音楽学校でバイオリンを学ぶ学生を三つのグループに分け、習い始めて::上毛新聞ニュース.

時間を有効活用するという観点では、休養というのも意味を持たせればいい訳で「ここまで体をいじめたのだから、これだけは休ませないと」と。
練習の意味を理解することで有意義な練習となるのでしょうが、それを指導者がきちんと理解させることができるかどうかも課題。
最後には、いざ試合になった時に「あの練習が活きた」と選手が感じれば、練習の意味をしっかり理解した証拠となるのではないでしょうか。
「名選手名監督にならず」というのは、そこからきているのでしょう。

勉強もそうなんでしょうね…。

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