こんな時、あわてないで!!
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子どものけいれん
けいれんの原因の一つに熱性けいれんといわれるものがあります。病気というよりも、子ども(特に乳幼児)に特徴的な、高熱を伴ったけいれん(ひきつけ)です。子どもの約8~10%が経験するといわれています。
もし、起こったら?
(1)まず、落ち着きましょう。大人が落ち着いて行動してください。
(2)けいれんの様子をよく見ましょう(左右対称か?目はどこを向いているか?)。普通は約5~10分で治まります。
(3)歯を食い縛っていても、口の中に物を入れないようにしましょう。通常は舌をかんだりすることはありません。
(4)意識が戻るまで、水や薬などは与えないでください。
(5)けいれんをしている間は、必ず近くにいてください。
けいれんが起こる前に!
(1)高熱があるときは、身体を冷やします。首の後ろや脇腹が効果的です。(冷やしすぎに注意)
(2)衣服や毛布などの着せ過ぎは、かえって熱をこもらせてしまいますので、避けるようにしましょう。
以上、熱性けいれんと家庭での対応方法を紹介しました。
ただし、それ以外の病気(脳炎、髄膜炎など)でも、発熱とけいれんは起こりますので、医師の診断を受けてください。
問い合わせ先:
緑消防署消防課救急係 TEL:896-0119 FAX:891-0119
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