善く戦う者はこれを勢に求めて、人に求めず
―善戦者求之勢不責于人―
- [原文](孫子)
- 善戦者求之勢不責于人。
- [書き下し文]
- 善く戦う者はこれを勢に求めて、人に求めず。
- [原文の語訳]
- 一人一人の能力や働きに過度の期待をかけないで、組織全体の勢いのほうを重視する
- [解釈]
- 4番でエースのキャプテンにおんぶに抱っこではなく、継投や役割分担で一人の負荷を軽くし、全員野球を重視するという考え方。
- 特出した特定の人に依存していると、いざその人を頼れない場合には動けなくなってしまいます。
- 特出する才能は勢いを得られても一時的なものであって、長期的に組織力を一致団結できる統率力にはかなわないのです。
- [参考]
- なぜ、個人の能力より組織の力が勝るのか なぜ一流のリーダーは『孫子』を愛読するのか?【3】:PRESIDENT Online – プレジデント
[中国古典一日一言]
今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
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[ブログ]「個の力より組織の力を活かせるように」善戦者求之勢不責于人 http://t.co/auTnA58uHK