「利益を求めるにもまずは義を優先」君子喩於義、小人喩於利

君子は義に喩り、小人は利に喩る

―君子喩於義、小人喩於利―

[原文](論語 里仁第四)
君子喩於義、小人喩於利
[書き下し文]
君子は義に喩(さと)り、小人は利に喩る
[原文の語訳]
君子は正しい道かどうかで物事を判断し、小人は利益が得られるかどうかで物事を判断する
[解釈]
義が大事ですが利益も必要です。義に重点を置いて、ルールにのっとった上で利益を求めるのは何ら問題ないでしょう。
利益のためなら手段を選ばないというのが悪質です。そんな困った人にはなりたくないものです。
目先の利益にとらわれると大きなことができないものです。それを我慢するだけの自制心を養わなくてはいけないですね。
[参考]
Friendly Sports:君子は義に喩り、小人は利に喩る。(くんしはぎにさとり、しょうじんはりにさとる)
大城眞徳税理士事務所Blog:古典から学ぶ経営哲学【第38回】「君子は義に喩り、小人は利に喩る」 – livedoor Blog(ブログ)

[中国古典一日一言]

今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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