「面子を気にせず素直な気持ちで」見善則遷、有過則改

善を見れば則ち遷り、過ちあれば則ち改む

―見善則遷、有過則改―

[原文](易経 益卦・象辞)
君子以見善則遷、有過則改
[書き下し文]
君子以って善を見れば則ち遷り、過ちあれば則ち改む
[原文の語訳]
君子は善行を見たらすぐに見習い、過失があれば直ちに改める
[解釈]
遷善改過(せんぜんかいか)という四字熟語の由来です。
良いと思ったことはすぐに取り入れ、ダメだと思ったことは迅速に改善を。
面子や体裁などを気にすると、素直に受け入れたり改めたりし辛いですが、そこを実行する力が大事なのです。
特にトップやリーダーになると、周りを見て良いところを取り込むことには長けていても、なかなか自らの非を認めることができなくないものです。できる人は謙虚な気持ちを持っているので、このように素直に受け入れ行動に移せるのです。
[参考]
No.1386 【遷善改過】 せんぜんかいか|今日の四字熟語|福島みんなのNEWS – 福島ニュース 福島情報 イベント情報 企業・店舗情報 インタビュー記事

[中国古典一日一言]

今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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