「まずは人心一致から」天時不如地利、地利不如人和

天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず

―天時不如地利、地利不如人和―

[原文](孟子 公孫丑章句上)
天時不如地利、地利不如人和
[書き下し文]
天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず
[原文の語訳]
天からの機会も土地の有利さには及ばず、土地の有利さも人の和合には及ばない
[解釈]
成功するためにはタイミングや優劣よりも人の調和が最重要ということです。
事業をすすめるにも、時機や投資も大事ですが、まずは事業の理念を共有することが重要。人心一致が第一なのです。
営業では時代の流れに沿って市場でのマーケットを絞り、ブランドを浸透させることで成果を上げていくことができるのです。
できる人はグループを一致団結させ、準備をしったかりとした上でタイミングを見計らって実行に移すのです。
サッカーでも、よく「今は味方チームの時間帯」という言葉がありますが、この時にも意思の疎通ができずにボール回しが上手く行かなければなかなか得点に結びつくことができないすし、良い位置でボールを奪っても同じです。逆に場合によっては相手にボールを奪われて失点につながってしまう時もあります。
人財を大切にし、普段から意思疎通のコミュニケーションを怠らないようにしたいものですね。
[参考]
天の時は地の利に如かず地の利は人の和に如かず(テンノトキハチノリニシカズチノリハヒトノワニシカズ)とは – コトバンク
天の時、地の利、人の和 – 進化する魂

[中国古典一日一言]

今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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