外和して内違う
―外和内違―
- [原文](三国志 魏書 李通伝)
- 外和內違。
- [書き下し文]
- 外和(わ)して内違う。
- [原文の語訳]
- 表向きは調和しているが内心は違う。
- [解釈]
- 表向きは協調しているけど内面的には違っているということです。組織や対人関係では我慢しなくてはいけない場面が出てくるのは仕方ないですね。
- お客さんに商品を薦める時、組織で推すものと個人的に薦めたいものが違っていることがあります。
- 内輪での話には同調していたのに、実際に表に出たときにや風向きが変わった途端に違うことを言い出す人には困りものです。政界ではよくみかけることですね。ネグレクトも一端かもしれません。
- 提案や指示を出す側は相手に違う意見がないか、意思の疎通がしっかりできているかを心掛け、可能な限り話し合いなどにより理解、受け入れてもらえるように心掛けたいものです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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