「本当に無駄なものを見極めて省く」罷無能、廃無用

無能を罷め、無用を廃す

―罷無能、廃無用―

[原文](戦国策 巻第五)
罷無能、廃無用
[書き下し文]
無能を罷(ひ)め、無用を廃す
[原文の語訳]
能力がない者は辞めさせ、無用な事業は廃する
[解釈]
能力がなければいつまでも留まらせることはせず、無駄な事業は中止するということです。
生産性のある仕事はしなくてはいけませんが、生産性のあまりない始末となる作業はなるべく省きたいものです。
各自の能力を最大限に発揮させるために適材適所を心がけて、生産性の低い事業は思い切って廃止しなくてはいけません。
見切りを早くつけるということでもあります。
無用の用ということばもあります。本当に無駄なのか、無くして実は必要だったと後で気づくことになるのか見分ける力が必要ですね。
これは作業であって省略したり自分以外の周りに任せても影響がないのか、やはり自らやらなくてはいけない仕事なのか。
[参考]
勸民耕農利土 – 倭人伝を解く – Yahoo!ブログ

[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]

平成28年(2016年)9月1日からの今日の一言は「人を動かす名言名句集―21世紀に生きる」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

[中国古典一日一言]

平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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