「真面目に考えれば見当違いはない」心誠求之、雖不中不遠矣

心誠に之を求むれば、中らずと雖も遠からず

―心誠求之、雖不中不遠矣―

[原文](大学 伝九章)
心誠求之、雖不中不遠矣
[書き下し文]
心誠に之を求むれば、中(あた)らずと雖(いえど)も遠からず
[原文の語訳]
真心を持って答えを知ろうと求めれば、当たらずとも遠からずである
[解釈]
真面目に考えて答えを求めれば、当たっていなくても遠く外れはしないということです。
安易に考えると見当違いな答えがでるかもしれませんね。
知識を持った上で交渉に挑めば、足元を見られてふっかけられたり、相手の策にかかることもありません。
[参考]
心誠に之を求むれば、中らずと雖も遠からず
『大学』の書き下し文と現代語訳:12

[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]

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