人の言を酌み、己の過を補う
―酌人之言、補己之過―
- [原文](策林)
- 酌人之言、補己之過。
- [書き下し文]
- 人の言を酌み、己の過を補う。
- [原文の語訳]
- 人の言葉を汲み取り、自分の過ちを補う。
- [解釈]
- 周りの人の言葉から得たもので、自分の過ちを正すということです。
- 指摘やアドバイス以外にも、ふとしたひと言に自分の過ちに気づいてハッとすることがあります。
- 周りは皆、善き師であり反面教師でもあります。武勇伝も失敗談も得ることがあるかもしれません。
- 本でも一冊まるごと吸収することは無理で、文中の一文でも得るものがあれば読んだ成果として良いとされています。それであれば話の中のひと言を得るだけでも同じではないでしょうか。傾聴することを心掛けましょう。
- [参考]
- 他人から学ぶー白居易 – 笑顔で生きていく
[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]
平成28年(2016年)9月1日からの今日の一言は「人を動かす名言名句集―21世紀に生きる」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
[中国古典一日一言]
平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
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