松樹千年終に是れ朽ち、槿花一日自ずから栄を為す
―松樹千年終是朽、槿花一日自為栄―
- [原文](放言詩)
- 松樹千年終是朽、槿花一日自為栄。
- [書き下し文]
- 松樹千年終に是れ朽ち、槿花(むくげ)一日(いちじつ)自ずから栄を為す。
- [原文の語訳]
- 松の木も千年も経てば枯れ、むくげ(朝顔)の花は一日だけでも栄華だ。
- [解釈]
- 「槿花一日」の由来で、千年の松であってもやがては枯れ、一方で朝顔(むくげ)の花は一日で萎んでしまうが栄華だということから、寿命の長短は自然に任せ、悔いのないように生きようということです。
- たとえ短い期間であっても人々の記憶に残ることもありますし、長く続けていても注目されることのない場合もあります。自分が満足できれば良いという心構えでいれば、無理に周りから評価されることを気にすることはないのです。
- 明日の生命の保証はどこにもありません。その日一日を満足できるものとし、明日は昨日よりもより良い一日に、今日が最高の日にしていきたいものです。
- [参考]
- No. 433 【槿花一日】 きんかいちじつ|今日の四字熟語|福島みんなのNEWS – 福島ニュース 福島情報 イベント情報 企業・店舗情報 インタビュー記事
[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]
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平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
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