人は木石に非ず
―人非木石―
- [原文](新楽府 李夫人)
- 人非木石、皆有情。
- [書き下し文]
- 人は木石に非ず、皆情有り。
- [原文の語訳]
- 人は木や石ではない、皆に情が有る。
- [解釈]
- 人が木や石と違うのは感じる心や喜怒哀楽の情をもっていることにあるということです。
- 非情な人と言われる人でも、何らかに感情はもっているものです。それが悪い方向のみかもしれませんが。
- 感情があるのだから、男だって時に泣いたって良いですし、温厚な人でも間違っていることに対して正すため、その度合いによっては怒っても良いはずです。
- 感情豊かでありたいですが、あまり情に流されやすくても困りものです。ある程度は感情を抑えることも時に必要です。
- [参考]
- たぶん毎日、故事成語 :人は木石に非ず 皆情有り
[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]
平成28年(2016年)9月1日からの今日の一言は「人を動かす名言名句集―21世紀に生きる」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
[中国古典一日一言]
平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
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