「原因を見極め適切に対処する」対症下薬

症に対し薬を下す

―対症下薬―

[原文](三国志 魏志 華佗伝)
対症下薬
[書き下し文]
症に対し薬を下す
[原文の語訳]
症状に対して薬を処方する
[解釈]
華佗のもとを訪れた二人は頭痛に発熱と同じ症状でしたが、華佗は二人は病原が異なるとして別々の処方を施すとふたりとも翌日には快復したということから、それぞれ内情に適した対策が必要ということです。
冷蔵庫の効きが悪いのは品物の入れ過ぎなのか、はたまたフィルターに埃が詰まっているのか、もしくは老朽化による機能低下によるものか、確かな原因をつきとめて処置を講ずる必要があります。
表面上は同じように見えても、その実はまったく異なっているケースが多々あります。安易に判断をくださないように注意し、適切に対処したいものです。

#三国志 #正史三国志 #魏書 #蜀書 #呉書 #今日の一言

[参考]
華陀伝

[正史 三国志]

平成29年(2017年)7月24日からの今日の一言は「正史 三国志」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]

平成28年(2016年)9月1日からから平成29年(2017年)6月15日までの今日の一言は「人を動かす名言名句集―21世紀に生きる」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

[中国古典一日一言]

平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

コメント受付中です どなたでもコメントできますがスパム対策を施しています

タイトルとURLをコピーしました