険に保ち自らを守る、此れは弱さを示すなり
―保険自守、此示弱也―
- [原文](三国志 魏書 鄭渾伝)
- 保險自守、此示弱也。
- [書き下し文]
- 険に保ち自らを守る、此れは弱さを示すなり。
- [原文の語訳]
- 険しいところに身を寄せて守りに入るのは、それこそ弱いと言っているようなものである。
- [解釈]
- せっかく攻めることができる機会なのに堅固な場所に身を置いて守りに入るのは、わざわざ自分は弱いと言っているようなものだということです。
- あれこそれを理由をつけてなかなか一歩を踏み出せないことがあります。意志の弱さを露呈しているようなものです。
- 自室に籠り外に出ないのは社会に対して自分に自信がない場合が多いようです。
- 自ら進んで手を挙げられるよう、自信と強さを備えるようにしたいものです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
#三国志 #正史三国志 #魏書 #蜀書 #呉書 #今日の一言 #鄭渾 #梁興
[ad#book]
コメント受付中です どなたでもコメントできますがスパム対策を施しています