険要で咽喉
―険要咽喉―
- [原文](三国志 魏書 徐晃伝)
- 此閣道、漢中之險要咽喉也。
- [書き下し文]
- この閣道は、漢中の険要(けんよう)で咽喉(いんこう)なり。
- [原文の語訳]
- この閣道は、漢中の地勢が険しく守備に適していて要所である。
- [解釈]
- 閣道という桁橋は道が細く、漢中にとって守備や交通の面で要所ということです。喉元に凶器を突きつけられると危機となります。水際作戦という言葉もありますね。
- 関所みたいなもので、ここを通過しないと先に進めない。ここをしっかり抑えておくことで外部からの侵入を防いだり、出入りの管理がしやすくなるのです。
- 店舗や事業所の玄関先は大事です。出入りのしやすさや門構えは来訪者への印象を大きく左右し、一方で裏口も通用口として重要な役割を果たすものです。
- 他にも電話や窓口、チラシや広告といった相手との接点や取っ掛かりとなる部分なども軽視しないように注意したいものです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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