義を秉して顧みず
―秉義不顧―
- [原文](三国志 魏書 李通伝)
- 秉義不顧。
- [書き下し文]
- 義を秉(へい)して顧みず。
- [原文の語訳]
- 義を心に堅く守って顧みない。
- [解釈]
- 義理堅く浮気心を全く持たないということ、ブレない人ということです。
- 人はどうしても利益のある方に気が向いたり、不安になると心の拠り所を求めるものですが、できる人は自分の信じたものを裏切ることなく頑なに貫き、周囲の動揺を抑えるものです。
- 安い仕入先や新規契約の優遇特典があっても、長く付き合いのある取引先から切り替えないお店は多いですね。
- 保身のために風見鶏や渡り鳥のようにころころと心が移り変わるような人には困りものです。時にトップに至っては組織全体が振り回されて疲弊させるだけです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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