夫れ微物尚欺を以ては志を得る可から不
―夫微物尚不可欺以得志―
- [原文](三国志 魏書 王粲伝)
- 夫微物尚不可欺以得志。
- [書き下し文]
- それ微物なお欺(ぎ)を以ては志を得るべからず。
- [原文の語訳]
- そもそも小さな生き物にさえ馬鹿にしていては志を成し遂げることはできない。
- [解釈]
- どんな些細なことでも欺いたり馬鹿にしていると、目的を達成することはできないということです。
- ちょっとした嘘でその場を凌ごうとしても、それが徐々に大きくなって取り返しのつかないことになる危険性があります。
- 小さな事を馬鹿にしていると、そこに隙が生まれたり自惚れとなって後に影響してくるということです。
- 何事もたまに緊張をほぐすために気を抜くことはしても、楽をしようと手を抜くようなことはしないようにしましょう。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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