夫人之欲する所、辞有不ざる莫し
―夫人之所欲、莫不有辞―
- [原文](三国志 魏書 陳羣伝子泰)
- 夫人之所欲、莫不有辭。
- [書き下し文]
- そもそも人の欲するところ、辞あらざるざるなし。
- [原文の語訳]
- そもそも人間は自分の欲求することに対して、必ず理屈をつけるもの。
- [解釈]
- 人は欲求に対しては何か理由づけをするものだということです。後付の場合もあります。
- 志にしても、社会に貢献したいという欲求の一つでもあります。勝利のために無欲といっても、勝利という目標を達成する欲があるということです。
- なかなか真の無欲という訳にはいかないものですね。我欲を抑えると意欲も低下してしまいかねません。過度の欲求は別として、ある程度の欲は持つべきですね。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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