人の執鞭を為す而るに其の事を棄てるは、不祥
―為人執鞭而棄其事、不祥―
- [原文](三国志 魏書 辛毗伝)
- 為人執鞭而棄其事、不祥。
- [書き下し文]
- 人の執鞭(しつべん)をなすしかるにその事を棄てるは、不祥。
- [原文の語訳]
- 仕える者でありながらその職務を放棄するとは、良いことではない。
- [解釈]
- 仕事に従事しながら職場放棄をすることは喜ばしいことではないということです。
- 困難を極めたり命の危険性さえある仕事はできることなら避けたいものですが、そういった職務に従事しているのであれば避けるわけにはいかないということです。
- まして組織に属しているのであれば、職責を放棄することはその後のことを考えると後の災いの元となリ不吉でもあります。
- 職場を放棄すれば他の人にしわ寄せがくるものです。そのことを考え、安易に保身に走らないようにしたいものです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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