機を決めれば疑い無し
―決機無疑―
- [原文](三国志 魏書 楊阜伝)
- 決機無疑。
- [書き下し文]
- 機を決めれば疑いなし。
- [原文の語訳]
- 時機を決めれば疑わない。
- [解釈]
- これと決めたら疑わらず、ためらうことをしないということです。
- 決めたらブレることなく迅速に事を進めることは先手必勝の原則です。たしかに拙速の危険性もありますが、できるトップであれば早い段階で誤りであることを謙虚に受け入れ、すばやく臨機応変に修正することで達成につなげるのです。
- 複数の意見や情報を傾聴して多角的に分析を行い、決めたらまず行動。そうしながらも分析、結果を見て修正し続けるのはまさにPDCAサイクルの基本です。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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