水は舟を載す所以であり、亦舟を覆す所以である
―水所以載舟、亦所以覆舟―
- [原文](三国志 魏書 高堂隆伝)
- 水所以載舟、亦所以覆舟。
- [書き下し文]
- 水は舟を載すゆえんであり、また舟を覆すゆえんである。
- [原文の語訳]
- 水は舟を浮かべるもので、同時に転覆させるものである。
- [解釈]
- 表裏一体ということです。
- 水を社会とすると、流れに乗れば順風満帆で向上し、流れから外れるつまり需要から外れると荒波や逆流となり転覆するなど下降してしまいます。
- 船頭がたくさんいるとうまく前に進めません。指示統制をしっかりしておくことが大事です。
- また流れにも緩急あるように、需要にも流行や風があります。うまく流れに乗れるようにかじを切り、急な流れにも対応できるように丈夫な体制を整えておかないとキャパオーバーとなってしまいかねません。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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