[読書]原寿雄自撰 デスク日記―1963~68

昨年後半から図書館で多くの書籍を借り始めました。
借りた本の管理はカーリル | 日本最大の図書館蔵書検索サイトブクログ – web本棚サービスなどで行っています。

ここには多くの書評が掲載されていて、借りてない本でも新聞や本屋、ネットで気になるタイトルを見つけると、そこで書評を調べます。おおよそamazonからデータを引っ張ってきているので、どこか一箇所を見れば十分。
わかりやすく書かれているもの、思わず「すぐ借りなきゃ」と思わせるもの、羅列だけ、ネタバレ注意など多彩ですが、紹介文ってのは書くの難しいようなぁと感心しながら書評を読むわけです。
んで、自分も書こうと思っても、amazonで買ってないのでそこに書評を書く訳にはいかない(という思いがある)ので、なぁこのブログでちょっとずつ練習しながら書こうと思います。

さて、今回借りたのは原寿雄自撰 デスク日記―1963~68 (ジャーナリズム叢書)
です。
時代はかなり古く、自分が生まれる以前の内容ですが、なんでも新聞記者のバイブルにもなってるそうですし、今後もなるぱらで地域情報を発信する際に参考になればと思い読んでみることにしました。
政治・宗教・社会問題・外交など多種に渡る話題が綴られています。
筆者は真実を知っているが、実際に報道では削られている、圧力がかかっている、彎曲しているなど各メディアの報道内容に対する感想も綴られています。
裏読みを好む人にはこれほど楽しい内容はないと思いますし、はすぐに流れてしまった、または意図的に流された(いわゆる闇に葬られた)情報の「その後」が記されていたりします。
昨今、問題を起こした企業がこの時代にも問題を起こしていたことや外交問題の発端を知るところもあったり、この頃に始まって今は主流となっていることなど、50年近く前のことですが、現代に繋がってることがよくわかります。
解題なども含めて全400ページ文字だけですし、専門用語もあったりと難しい内容も多々ありますが、さらっと読んでいくだけで「近代歴史書」を読んでいる感じで興奮してきます。

コメント受付中です どなたでもコメントできますがスパム対策を施しています

タイトルとURLをコピーしました