「弘法も筆を誤るし、素人に奇跡の一枚もある」智者千慮必有一失、愚者千慮必有一得

智者も千慮に必ず一失あり、愚者も千慮に必ず一得あり

―智者千慮必有一失、愚者千慮必有一得―

[原文](史記)
智者千慮必有一失、愚者千慮必有一得
[書き下し文]
智者も千慮に必ず一失あり、愚者も千慮に必ず一得あり
[原文の語訳]
智者といえども、千回に一回は失敗があるので完璧とは言えない。愚者といえども、希にうまくできることがあるのですてたものでもない
[解釈]
できる人でも間違えることはあるし、普通の人でもうまくいくことがあります
ベテランが経験不足の若手の意見に耳を貸さないケースがありますが、時に的を得た意見を出してくれることがあるのです。端から聞く耳を持たないようなことはしないように心がけましょう。
[参考]
智者も千慮に必ず一失あり、愚者も千慮に必ず一得あり:原文・書き下し文・意解 言葉の散歩道65 | ナオンの言葉の散歩道

[中国古典一日一言]

今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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