「今日のゴールが明日のスタート地点」年五十而知四十九年非

年五十にして四十九年の非を知る

―年五十而知四十九年非―

[原文](淮南子 原道訓)
年五十而知四十九年非
[書き下し文]
年五十にして四十九年の非を知る
[原文の語訳]
五十歳になってはじめて、これまでの人生である四十九年間の過ちを悟る
[解釈]
「知非」という言葉の由来、幾年になっても非を知ることが大事です。人生を振り返ってみると反省する点や後悔はあるものです。それを糧に自己研鑚に努めれば年齢に関係なくまだまだ成長できるものです。
昨日は昨日、今日は今日。今日のゴールが明日のスタート地点という気持ちで、昨日の成功は忘れて今日はまた1からスタートを繰り返すと傲りや慢心はなくなるものです。
目標をリスト化して完了したら消し、新たなリストを書き込んでいく、これが身近なところで実行できることかもしれません。
今日が新たなスタート地点ということは、向かう先は昨日とは違うわけです。人生はやり直しがきくと言いますし。
[参考]
五十にして四十九年の非を知る:原文・書き下し文・意味 – Web漢文大系

[中国古典一日一言]

今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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