「調和を大事」和為貴

和を貴しと為す

―和為貴―

[原文](論語 学而第一)
礼之用和為貴
[書き下し文]
礼の用は和を貴(たっと)しと為す
[原文の語訳]
礼の実現するには調和が大切である
[解釈]
何をするにも調和がなくてはうまくいきません。ギクシャクしていてはスムーズに事は運びにくいものです。
両者が同じ起点に立つのに礼儀は効果的です。例えば互いに挨拶をするだけでも起点を共有することができます。
上下の肩書があっても、食事の際に「いただきます」だったり「乾杯」の一声で皆が協調できるようになりますし、職場での朝礼もそうです。
[参考]
『論語 学而篇』の書き下し文と現代語訳:2

[中国古典一日一言]

今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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