「ゼロベースで考え直してみる」則濯去旧見、以来新意

旧見を濯い去って以て新意を来たす

―則濯去旧見、以来新意―

[原文](近思録 到知類)
義理有疑、則濯去旧見、以来新意
[書き下し文]
義理に疑い有らば、旧見を濯い去り、以て新意を来たす
[原文の語訳]
疑問を抱いた場合、古い考えを捨てることで、新しい見解が生まれる
[解釈]
常識を覆すのには、これまでの常識を疑問視するところから始まるといいます。
「○○ありき」という固定概念は足かせになり視野が狭くなってしまいます。
疑問を抱いたままでは、そこに集中できず、結果、成功は難しくなります。邪念を払うことで集中できるようになります。
「そもそも論」で視点を変えると、新しい考えが浮かんでくるものですよね。
ゼロベースで考え直してみるということです。
[参考]
致知09-22

[中国古典一日一言]

平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。

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