信、義に近ければ、言復むべきなり
―信近於義、言可復也―
- [原文](論語 学而第一)
- 信近於義、言可復也。
- [書き下し文]
- 信、義に近ければ、言復むべきなり。
- [原文の語訳]
- そのまことが義にかなっていれば、その言葉とおりに実行すべきです。
- [解釈]
- 間違ったことを言わずに義にかなった正しいことであれば、その言葉通りに実行するべきだということです。
- その言葉が「本当」で「真実」なのかは自分できちんと判断しないといけません。結果として「嘘から出た実(まこと)」となるかもしれませんが、やはり初めは嘘でないほうがよいですよね。
- 義にかなったことは時に耳の痛い言葉かもしれませんが、聞き入れて実行することも大事です。
- またその言葉を信じてくれる周りの人もいるのですから「有言実行」もきちんとしたいものです。
- [参考]
- 『論語 学而篇』の書き下し文と現代語訳:2
[人を動かす名言名句集―21世紀に生きる]
平成28年(2016年)9月1日からの今日の一言は「人を動かす名言名句集―21世紀に生きる」からの一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
[中国古典一日一言]
平成27年(2015年)5月1日から平成28年(2016年)4月30日までの今日の一言は「中国古典一日一言」守屋洋(著)から、同月同日の一言をもとに自分なりに追記や解釈して掲載しています。
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