「今決断して先手を打つ」若不時定、四方生心、後雖慮之無及

もし時に定ず、四方が心を生せば、後に之を慮れども及ぶ無し

―若不時定、四方生心、後雖慮之無及―

[原文](三国志 魏書 荀彧伝)
若不時定、四方生心、後雖慮之無及
[書き下し文]
もし時に定ず、四方が心を生せば、後に之を慮れども及ぶ無し
[原文の語訳]
もし今がその時と決めず、諸方が野心を抱けば、あとになってそれを考えだしてももう遅い
[解釈]
決定を先延ばしにしたことで、周囲がその気になってしまってからでは手遅れだということです。
思い立ったら即行動にうつさないと、後発が出てきてしまってからでは遅いということです。
特異な市場では大手が手を出さなくても中小が色気を出すとシェア競争が厳しくなります。そうならないように先手を打って圧倒的シェアを確保しておく必要があります。
[参考]
中國哲學書電子化計劃字典

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