夜に繍を衣て行くが如く
―如夜行衣繍―
- [原文](三国志 魏書 徐晃伝)
- 如夜行衣繡。
- [書き下し文]
- 夜に繍(しゅう)を衣(い)て行くが如く。
- [原文の語訳]
- 夜中にぬいとりのしてある衣を来て行くようなものである。
- [解釈]
- せっかく見栄えのする衣装をまとっているのに、それがわからない夜道を行くようなこと、つまり周囲に知らせてよいことも知らせずにいるということです。
- コンテストに応募し入選したのにそれを周知させないのは、せっかく評価してもらったのにもったいないことです。
- 好評を博している商品なのに広報下手で受注が伸びないということがあります。良い商品は自然と口コミで広がりますが、いざ問い合わせを受けたとき、きちんと説明できないと訴求力は低減してしまいます。
- 逆にあえて裏メニューや隠しメニューにする場合もありますね。
- せっかく良いシステムを構築しても使いこなせなければいけません。例え簡単な操作であっても初期段階において、誰でも分かるようなマニュアルや説明書をしっかり用意しておく必要があります。
- 自己顕示欲が強すぎるのも問題ですが、あまりに控えめすぎてせっかくの機会を逃してしまってはいけません。認められていることはしっかり知らせるようにしたいものです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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