吾れ私憾を以て而るに公義を忘る可からずや
―吾不可以私憾而忘公義乎―
- [原文](三国志 魏書 李典伝)
- 吾不可以私憾而忘公義乎。
- [書き下し文]
- 吾れ私憾(しかん)を以て而(しか)るに公義(こうぎ)を忘る可からずや。
- [原文の語訳]
- 自分は個人的怨恨によって公義を忘れることなどあるだろうか。
- [解釈]
- 自分は組織内での不仲を理由にトップの指示や組織の目的をないがしろにすることなどしないということです。
- チームスポーツでは選手間で相性がよくない場合でも、チームの勝利のために好き嫌いは言ってられません。
- プレイベートでは険悪な仲であっても仕事では絶好のパートナーであるケースはよくあるものです。
- 能力のある人材であれば、例え自分の意にそぐわない人物であっても組織のためには適切な職務に配置させ力を発揮させる必要があります。
- 好みでない商品であっても販売する責務があるものについては売らなくてはいけません。
- また相手からこのように言われることのないようにもしたいものです。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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