恂恂として及ば不るか若し
―恂恂若不及―
- [原文](三国志 魏書 李典伝)
- 恂恂若不及。
- [書き下し文]
- 恂恂(じゅんじゅん)として及ば不るか若し。
- [原文の語訳]
- うやうやしさは誰も及ぶことができないだろう。
- [解釈]
- 周囲を尊敬し真面目で、信実でうやうやししいそのさまは、誰も真似することはできないほどだということです。
- 恂は「こころに行き渡る、満ちる」という意味があります。
- 相手に気持ちを行き渡らせること忘れず、相手の立場を考えるように心掛けたいものです。
- 対人に限らず、どんな事であれ誰もたどり届かない境地まで行き着くためには、常に気持ちを行き渡らせ、誠実に取り組む姿勢が必要となります。
- [参考]
- 中國哲學書電子化計劃字典
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