令和5年3月3日(金)、中日新聞紙面において、藍染めや切り絵展示の記事が掲載されていました。作品展は5日まで開催。
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以下ページ・誌面・紙面から一部抜粋
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有松の古い町並みを散策しながら伝統文化に触れる「有松まちなみ美術館」が2日、緑区有松の竹田家住宅や旧山田薬局など四カ所で始まった。同住宅では、有松絞の復興に尽力した染色家、片野元彦(1899~1975年)の作品が楽しめる。(全文は対象物・ページをお読みください)

有松巡って
伝統触れて
藍染めや切り絵展示
有松の古い町並みを散策しながら伝統文化に触れる「有松まちなみ美術館」が2日、緑区有松の竹田家住宅や旧山田薬局など四カ所で始まった。同住宅では、有松絞の復興に尽力した染色家、片野元彦(1899~1975年)の作品が楽しめる。
NPO法人「コンソーシアム有松」が主催し、3回目。藍染め作品や街並みの風景の切り絵作品などが各会場で展示されている。
戦時中はぜいたく品とされ、一時衰退した有松絞。洋画家だった片野は57歳から染色家に転向し、残生涯を絞りの研究や制作にささげた。同住宅には濃淡の藍色の波模様に染め上げた着物や、軍隊絞りという技法で花柄を表現した藍染めなど17点を並べた。
有松絞の製造、販売を手がける「竹田嘉兵衛商店」の商品部、竹田さんが所有する作品の一部を展示。竹田さんは「柄の大胆さや迫力を楽しんでほしい」と話した。片野の作品展は入場料500円。旧山薬局の展示とともに5日までで、午前10時~午後5時。
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