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[中日]映画「うまれる」悩む親に届け(2023/9/22朝刊)

子育ての苦悩に向き合う力を 名古屋で映画「うまれる」上映会:中日新聞Web
命や家族をテーマにしたドキュメンタリー映画「うまれる」の自主上映会が29、30の両日に緑区内のレンタルスペースで開かれる。2010年に...
命や家族をテーマにしたドキュメンタリー映画「うまれる」の自主上映会が29、30の両日に緑区内のレンタルスペースで開かれる。2010年に公開され注目を集めたが、近年は上映される機会が限られていたこの作品に共感した母親らが企画。「子育てで思い悩む今の母親や父親らに見てほしい」と呼びかけている。 (山野舞子)
作品は、親からの虐待、子の障害、死産などをテーマに4組の夫婦に密着。家族の絆や命の大切さなどを考える内容になっている。
上映会を発案したのは、市内で子育て支援に携わる保育士の荒川直子さん(62)。公開当初に鑑賞して感銘を受け、以前から自主上映会を開きたいと考えていた。新型コロナウイルス禍での子育てで孤独を抱える親らに接する中で、若い世代も巻き込んでの開催を決意。子育て講座で知り合った、会社員で第2子の育休中の袴田星来(せいら)さん(32)に声をかけた。
袴田さんは第1子を出産後、子どもが寝ない、食べないことなどに悩んだ経験がある。映画で描かれた親たちが子を思う気持ちに触れ、「子どものことをどれだけ愛していても、子育てがしんどくて嫌になる時がある。同じように苦しい思いを抱えている人に、子どもが生まれた時の喜びを思い出してもらいたい」との思いを強め、協力することにした。
いずれも保育士で子育て支援に携わる渡辺加奈さん(38)と鈴掛ひとみさん(44)も賛同。4人は仕事や育児の傍ら、試行錯誤しながら会場の確保、予約サイトの運営、交流サイト(SNS)の管理、協賛依頼などの準備を進めた。
会場は緑区桶狭間のパチンコ店「玉越」の2階のレンタルスペースで、午前10時から。授乳やおむつ替え、キッズスペースもある。計70席は既に満席だがキャンセル待ちは受け付け中。インスタグラム「映画うまれる 命のキセキを伝える会」から申し込む。前売りは中学生以上800円、小学生400円、未就学児は無料。

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