[朝日]有松絞りの産地の町並み、後世へ(2016/2/27)掲載

朝日新聞に旧東海道有松地区が近日、名古屋市の「伝統的建造物群保存地区」(伝建地区)に指定される見込みに関連し、今後は国の「重要伝統的建造物群保存地区」(重伝建)も目指すことが紹介されていました。指定されるには様々な制約をクリアするとともに、その後も継続して維持していく負担を地域は強いられます。
貴重な歴史的資産ですので残していただきたいと考えますが…。

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以下、記事ページから
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有松絞りの産地として知られる名古屋市の有松地区(緑区有松)が、今月にも市の「伝統的建造物群保存地区」(伝建地区)になる。規制の網をかけて、江戸時代から残る歴史的な町並みを後世に残そうとする、市では初の取り組みだ。県内2件目の、国の「重要伝統的建造物群保存地区」(重伝建)も目指す。

名鉄有松駅のほど近く、緩やかに曲がる旧東海道沿いに、豪壮な商家が連なる。木造2階建ての外壁は白や黒のしっくいで覆った「塗籠(ぬりごめ)造り」、瓦ぶきの屋根には「うだつ」も見える。江戸時代の大火を経て施された防火対策といわれる。

市は、名鉄と国道1号に挟まれた範囲(21・6ヘクタール)を、建築行為が規制される地区計画区域に決定。うち旧東海道沿いの7・3ヘクタール(約150軒)を伝建地区にする。伝建地区内では建築行為が許可制になり、建物の建築の際には、景観を損なわないように定めた基準を守らなければならなくなる。

情報源: 愛知)有松絞りの産地の町並み、後世へ 名古屋・緑区:朝日新聞デジタル

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